加子母村ふれあいコミュニティセンター 2004

            設計:安藤忠雄
             photo by aibo2 2007.06
























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    ふれあいコミュニティセンター

    安藤忠雄(Wikipedia)

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いろんな建築家が書いている本なのですが、「建築家は住宅で何を
考えているのか」という小冊子で、伊東豊雄の「東雲キャナルコー
ト」について、「この集合住宅は、建築家がいつも当たり前のよう
に想定するライフスタイルのような仮説の無効性や、空間が生活を
変えていくといったモダニズム的教条を、あらためて問い直すきっ
かけを示してくれているように思われる。」と千葉学さんが書かれ
ていて、とてもビックリしました。そうなのです、建築のデザイン
が住む人を変えるというのは、建築設計界のドグマなのだと、常々
思っていおり、誰もこの事を言わないなーと思っていたからです。

ですからもっと著作を読んでみたいと、見つけていて、安藤忠雄の
「住吉の長屋」について本を出しているのを見つけました。


千葉学 著   「住吉の長屋/安藤忠雄」

ここで住吉の長屋にある神話をいくつも払拭してくれています。
そして中庭空間のスケール感覚について書かれていて、それが対峙
する空間と思われているが、実は親密な空間なのだと、詳細に現場
を取り上げ書かれています。体験した人の感覚が、写真では解らな
いスケール感として解明されており、今更なんで住吉の長屋なんだ
と言うことを吹き飛ばして、まさに今だからこそ解明し得た、とて
も貴重なものだと思えました。
 また著者は安藤に案内されて見学するのですが、その間、自分と
安藤は寒いのでコートを着っぱなしだったのだが、そこに住む東夫
妻はシャツスタイルで過ごしておられたと。安藤が推薦するとおり、
ぬるい環境ではなく、緊張感をもった環境に慣れるようにと、アド
バイスをそのまま引き受けて過ごしておられることに感動していた
のでした。建築家の言うように住めない事は結構あるでしょうが、
ここに数少ない建築のコンセプトを引き受けて、建築家の設定通り
に住まいこなしてしまう施主がいたのでした。特にここでは寒さに
さえ耐え、もう高齢者であろう施主夫婦に私も感動しました。

また、そこで安藤自身の建設当時の都市住宅誌での「住吉の長屋」
についての文章も読んで、ちょっと感動しました。若いとても気負
った時代の反建築家という文章です。
「住居を都市の諸悪から隔絶し、まさに、個の領域で、操作可能な
内部空間の充実に、すべてを託した<都市ゲリラ住居>----・・・
・・<私><夫婦>、あるいは<家族>という最小単位での<私の
存在感>を求めたのである。」
このころの若手と言われる建築家達の「個の領域」へと向かわねばな
らぬ意識を「内部空間の充実」として表現空間に結晶しようとした
直截な在り方を再見させ、感じさせてくれたのでした。
                        100402








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